Herb – Jasmine

メディカルハーブの勉強を始めて、ハーブの世界の奥深さに魅了されています。
ハーブは生活に役立つ香りのある植物のことで、料理、染色、ポプリなどさまざまな分野で活用されています。
その中で健康管理や美容のために活用する分野を、メディカルハーブ(植物療法)といいます。 
ハーブには、とても沢山の種類がありますが、よく知られているハーブを、これから少しずつご紹介していきたいと思います。

まず、Jasmine Styleの名前の由来であるジャスミンについてです。
自宅の玄関先に、毎年5月に可憐でとてもいい香りの白いお花がたくさん咲きます。亡くなった母が大好きだった花でもあり、色々な思いがあるお花です。
ジャスミンってハーブなの?と思われる方もいらっしゃると思いますが、ハーブに分類されています。

学名:Jasminum officinale 
和名:オオバナソケイ
科名:モクセイ科
作用:リラックス・精神安定・鎮静・集中力を高める・自律神経調整・脂肪分解など
適応:情緒障害・頭痛・発熱・皮膚炎など

ジャスミンは、甘く上品な香りから『香りの女王』と呼ばれ、花から抽出した精油、ジャスミンアブソリュートは香料の原料になります。花1トンからわずか1kgの精油しか抽出されず、とても高価な香りです。
ジャスミンには、このような伝説があります。
『キリストが十字架に架けられた夜に、多くの花が悲しみのあまり枯れてしまったのに、ジャスミンはただ葉をたたんだだけで、その苦痛に耐え、翌朝に再び花を開いた時には、もとの色を失い、二度と色を付けることはありませんでした。』
またjasmineという名前は、アラビア語のyas min(絶望は愚かという意味)から来ているそうです。
ジャスミンアブソリュートを使った香水では、1930年の発売以来、今でも香水の女王として、大人の女性を魅了するJean PatouのJOYが有名です。
ジャスミンといえば、ジャスミンティー(茉莉花茶)が有名ですよね。 
華やかな香りが、緊張感や不安を和らげ、心身をリラックスさせます。

今回はJasmine Styleの名前の由来の花、ジャスミンのことを少し書きました。
これから、色々なハーブを少しずつ取り上げて行きたいと思います。

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